DICTIONARY
用語集
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アニマルセラピー

アニマルセラピーとは「動物介在療法」のことであり、動物とのふれあいによって、人々の生活の質を高めるアプローチです。
英語の場合は「Animal Assisted Therapy(AAT)」といい、日本語をそのまま英語にした「Animal Therapy」とは表現が少し異なります。
日本アニマルセラピー協会は、アニマルセラピーを「動物を通した癒やし」と表現しています。
動物を見たり、動物とふれあったりすることで、なんとなく気持ちが癒やされたり、ストレスを発散できたりした経験をお持ちの方もいるでしょう。
そのような癒やしの力を活用して、人々の健康や生活の質を回復させることを目的としています。

アニマルセラピーの歴史は古く、古代ローマ時代に負傷した兵士のリハビリに馬を用いたアニマルセラピーが行われていたようです。

アニマルセラピーの先進国と呼ばれるアメリカでは、1970年代から高齢者や障がい者の心身を回復させる治療法として活用されています。日本では、1986年に日本動物病院福祉協会が動物との触れ合い運動(CAPP)としてアニマルセラピーが始まりました。